「卒業して分かることがあるよね」
このセリフは俺がこの春、8年ぶりくらいに再会した大学同期に会ったとき、ふと口から出た言葉。
終わってから分かることがあるのは人生最大のテーマ。
俺の提案なんだけど、高校卒業後は1度、社会でガチで働いてみてその後、大学に行った方が大学に行く目的意識がハッキリするんじゃないかと思う。俺は初期の乃木坂46を見ていたんだけど、若くして社会に出てる人間の人間的成長は早いとファンながらに感じた。大学にどうせ行くなら目的意識を持っていったほうが良い。そうでないと大学や大学教授の良い養分になる。また、インターンシップを大学3年生の時にするのは遅すぎるように感じる。
20代が終わり、30代に差し掛かっている今、過去から学び30代という貴重な時間の過ごし方について考える材料を得る意味でも、過去の振り返りは大事だと思うので大学時代を振り返りたい。
やったほうが良かったこと
・一人暮らし
これは各々の家庭環境によると思うんだけど、経験できるなら実家から通うより一人暮らしを大学時代から始めたほうが良い。社会人になって気づくけど、実家暮らしの社会人と一人暮らしでは自立のレベルが違う。東京で働くことを視野に入れるなら東京の大学に通い一人暮らしするのがベスト。親を納得させるためにも世間で言われるソコソコの大学に入学する必要があると思うが一浪してでも挑戦するべき。
・仕事に結びつくような履修選択
これは大学をディスることになるけど、意味不明な授業や教授が多い。多くの受講生が寝ていて授業内容も意味不明なものは開講する価値がない。そもそも寝むたくなるような講義をする教授は高い給料をもらっているのだから、面白い授業をするように相当努力するべき。
・コスパの高い経験や履修(ゴルフ、馬術部、アクティビティ)
俺の大学ではゴルフの授業や馬術部があったんだけど、やっとけば良かったと思う。社会人になってから経験しようとするとすごくコストがかかるし、興味があることだからだ。ようはコスパが良い。逆に図書館に行って自習ができる授業は大学ではコスパ良くない。
特に座学。内容に興味があればまだ良いけれど、内容に興味もなく、図書館にいけば自習ができてしまう授業なんてマジで時間と授業料の無駄。と思う。
社会人になってゴルフや馬に乗ろうとするとかなり出費するので、大学時代の俺はそのあたりの感覚を意識して履修するべきだった。
五感を使う実習系はやる意味があると思う。
・ブログ等のコンテンツを育てる経験
これは大学を卒業してからも将来の蓄積になるので、積極的に行うべき。
うまく行かなくても取り組む価値はある。
大学は4年間のボーナスタイム。その時間でストック収益を作れる可能性があるのでチャレンジするべし。
また、就活の際も自分という人間をアピールするツールにできる。
・日本一周
自転車や徒歩で日本一周してブログとかでまとめたら、面白かっただろうなと思う。
業界の組合HPで調べたりCGWORLDなどで調べてみても良かった。
・リクナビ、マイナビ以外の就活
競争率が高いし、大手の人材会社で新卒募集している会社の他にも会社は多くある。
・恋愛
未だに分からないことは多いけれど、良い思い出、将来に活きる可能性があるので経験しておくべき。
やらなくて良かったこと
・低賃金な長期バイト(スーパー、映画館)
俺はスーパー850円、映画館800円のバイトをしていたが、結果的に別にやらなくてもよかったんじゃね?と思う。それに比べて試験監督とか美術品を運ぶ1日バイトとか、ワコールの展示会のお手伝いは時給が高いことや気軽に仕事を知れた点で価値があったと思う。映画館に関しては交通費も出なかったのでよくやってたと思う。
・中途半端なインターンシップ(1dayなど)
東京で行われる1dayインターンシップに新幹線で行く価値がない。就活という点では東京の大学生はかなり有利なのでそちら側に入っておくべき。
・履修の時は授業名だけではなくて、大学教員も見て履修する。楽単ではなく、興味がある授業をとる
言うまでもない。
・大学の教科書はプリントかメルカリ利用
これは悪しきことだけど、大学教授が自分の授業で自分の教科書を買わせているケースがある。
専門書なのでそこそこの値段がする。
苦学生なら新品で教科書を購入するのは否定的になったほうが良い。
・メルカリ、ヤフオク
・図書館で借りてスキャン
などなるべくもろに買わないようにしよう。
まとめ
まとめると世間一般の多くの大学生の流れに乗らずに、よく考えるべき。
・長期バイト
・1dayインターンシップ
・楽単
など多数の大学生が行う行動は社会や大学の良い養分になっている。
多数派の常識を疑い、合理的にコスパを考えて行動することが大事だ。